Bプログラム 9作品 84分

●チャペック/ホフマン
宿なしルンペンくんの話/Tulacka pohadka

72年/13分/カラー
監督:エドゥアルト・ホフマン
美術:ヨゼフ・チャペック(原画)
原作:カレル・チャペック
音楽:イジー・スルンカ
助監督:ヨゼフ・カーブルト

カレル・チャペックの文、ヨゼフ・チャペックのイラストを基につくられたアニメーション。自分の帽子を追いかけることに夢中になって世界中を回っている男のために、フランチシェクがお金のたくさん入ったスーツケースを見守っていてくれた。警察は夜中も外にいるフランチシェクを不振に思って…

【ふしぎな庭シリーズ】
●シュチェパーネク/ポヤル
動物が好きな男/Milovnik zvirat

84年/15分/カラー
監督・脚本:ブジェチスラフ・ポヤル
美術:ミロスラフ・シュチェパーネク
原作:イジー・トルンカ
音楽:イジーコラファ

ふしぎな庭シリーズの第一話。孤独な老人が動物を愛し、様々な動物を飼っていた。やがて老人は亡くなってしまい、屋敷は荒れ果て、大きくなった動物たちは見捨てられる。時は過ぎ、誰もが庭のことを忘れてしまい…。

●ラダ/ホフマン
わらべ歌/Rikadla

49年/7分/カラー
監督・原案・脚本:エドゥアルト・ホフマン
美術:ヨゼフ・ラダ
音楽:レオシュ・ヤナーチェク

ヨゼフ・ラダのイラストで作られた『わらべ歌』の本を基に、アニメーション化された作品。絵本を開くように場面が変わり、絵が動き出しはじめる。音楽はヤナーチェク作曲のオペラ『わらべ歌』。昔から伝わるわらべ歌はチェコ独特のユーモアがあるため、ラダの温かい絵と共に音楽も楽しめる作品。

●パレチェク/シュラーメク
ちびトラちゃん/Maly tygr

76年/12分/カラー
監督:ボフスラフ・シュラーメク
原案:H.ヤヌシェフスカー
脚本:ボフスラフ・シュラーメク、リブシェ・パレチュコヴァー
美術:ヨゼフ・パレチェク
音楽:ルボシュ・フィシェル

怖がり屋のちびトラちゃんは何をするにも臆病だから、トラの縞々を取られてしまった。けれども病気のお母さんを救うため、勇気を奮いおこして、お医者さんを呼びに夜の道を歩きはじめる。

●シュチェパーネク/ブルデチュカ
復讐/Pomsta

68年/15分/カラー
監督・原案・脚本:イジー・ブルデチュカ
美術:ミロスラフ・シュチェパーネク
音楽・ヤン・クルーサク

ネルヴァル「魔法の手(邦題)」が原作。若い男が愛する女を奪った相手を殺すために、悪魔から魔法の手を買う。悪魔の力を借りてしまった男の運命は…。

●スメタナ
エンド・オブ・ザ・キューブ/Konec krychle

79年/5分/カラー
監督・美術:ズデネック・スメタナ
原案・脚本:ズデネック・スメタナ、エドガル・ドゥトカ
音楽:ペトル・スコウマル、イジー・コラファ

ある建築家の男が主人公。集合住宅の設計をする主人公は、バロック調の部屋に住んでいる。立方体の空間をデザインし、成功を収めた男。次々に作られた立方体は集合住宅となり、その数も数え切れなくなった。男が悩み、出した答えは…?

●コウツキー
メディア/Media

00年/5分/カラー
監督・美術・アニメーション:パヴェル・コウツキー
原案:パヴェル・コウツキー、ヤン・クターレック
音楽:ペトル・スコウマル

メディアに翻弄されている男をアニメーションと実写のコマ撮りを使って風刺的に描いた作品。

00年 ベルリン国際映画祭 銀熊賞受賞

バイオリン・コンサート/Houslovy koncert
81年/4分/カラー
監督・美術・アニメーション:パヴェル・コウツキー
編曲:イジー・コラファ

パガニーニの「ラ・カンパネラ」に合わせて描かれる、バイオリンコンサートをテーマにした作品。バイオリンを弾く男の姿が、音楽に合わせて、点描、キュビズム、抽象…と、様々なスタイルで描かれる。コウツキーのFAMU卒業制作作品。

●パブラートヴァー
ことば、ことば、ことば/Reci, reci, reci

91年/8分/カラー
監督・原案・脚本・美術・アニメーション:ミハエラ・パヴラートヴァー
音楽:ズザナ・ナヴァロヴァー、ヴィート・サーザフスキー

カフェに集う様々な人々。その人々の間で飛び交うことば。円滑な意思疎通の手段であるかのように思えることばだが、時には障害になってしまことも…。

91年 モントリオール国際映画祭、グランプリ受賞
91年 エスピンホ国際アニメーションフェスティバル ゴールデン・スパイク賞受賞
91年 ライプツィヒ国際映画祭、銀のハト賞受賞
92年 シュトゥットガルト国際アニメーション映画祭 グランプリ受賞、観客賞受賞など