チェコアニメーション
チェコのアニメーション

共産主義の時代、表現の自由を奪われたチェコのあらゆる分野の芸術家たち。彼らが唯一、表現の自由を許された場所が、子ども向けの作品でした。彼らは、子どもたちや国の未来を思う気持ちを込め、自分たちの持つ才能と技術を惜しみなく、子ども向けアニメーションの制作に注ぎ込んだのです。

チェコのアニメーションその思いは、現代の日本のアニメーションに多く見られるような、破壊や暴力、下品な言葉に支配されたものではない、物事の本質や自然の大切さなどを、優しく温かい表現で伝えてくれる、普遍的で平和的な内容に表れています。

おやすみアニメ

チェコには、共産主の義時代から続いている「ベチェルニーチェク(おやすみアニメ)」と呼ばれるアニメ番組が、今でも毎日放送されています。番組では、新しい作品は勿論、昔の作品も、あたり前のように再放送されています。

おやすみアニメこのように、チェコの子どもたちは、同じアニメを何度も繰り返し見ますが、良質なアニメは絵本と同様、何度見ても楽しめるものであり、いつの世代の子どもたちが観ても、新鮮に感じられるものなのです。